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GW 泥だしバスツアー
- 2011/05/03(Tue) -
いざぽんのツアー日記。
4/28~5/2にかけて石巻の泥だしバスツアーを開催しました。
これは僕が当初から考えていた企画でした。家の中の瓦礫処理や泥だしは人手の絶対数が必要だし。ゴールデンウィークのような大型連休ならたくさんの人を募集して集めることができると思っていたからです。
だけど人を集めるのには苦労しました。だって被災地では未だ大きな余震が起こっているし、放射能のことや作業中の家の倒壊にも気を配らないといけない。だから被災地で活動する人はかなり勇気をもって参加することになるからなかなか行動に移しにくいのが現実だからです。
サークルやMIXIのコミュニティー、ツイッター、め組JAPANのホームページなどから参加者を募ってなんとか予定人数を集めることができました。
参加者は男性19名女性13名の計32名でした。ほとんどが一人参加で女性も意外に多かったのに驚ました。
参加のきっかけは、「関西大震災の時の恩返しで来た」という人。
「この連休に旅行に行こうと思っていたけど心が前に進まずこのツアーに参加することに決めた」という人。
「地震が起こった映像をテレビで観てから食事がうまく喉を通らなくなり、何かしないと気持ちが治まらない」という人もいました。

ゴールデンウィークのボランティア数は今までで一番多く集まり、専修大学のテント村はすでにキャパオーバー。
僕らは、め組JAPANが用意してくれた被災地から1時間離れた場所にあるキャンプ場に泊まることになりました。

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さていよいよ当日の朝、僕らは石巻市吉野町の民家の泥だし作業に向かいました。
現場近くの広場でニーズ表と地図を「マッスルチーム」(どろ出し班)のリーダーから手渡され、僕らは5名1組A~Fチームに分かれました。
そしてA~Cの3班合同の現場。D班5名の現場。EとFの2班合同の現場に分かれました。
僕はEF合同の現場に同行することに……。

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ここは納屋の中の泥だしが中心でお庭とお家の中もきれいにしないといけなかった。ひとりでは途方に暮れるような作業でも仲間が集まりみんなで動くことで、みるみるうちに綺麗になっていきました。
ここはおばあちゃんがひとり暮らししているお家で娘さんが遠くから手伝いに来ていました。そのおばあちゃんが可愛くって、なんとか綺麗にしてあげなくっちゃって気分にさせられました。
みんなもほんと熱心でテキパキと働いてくれました。
今日の泥だしは途中で終わったけど、それでも最初と比べると見違えるようになっていました。
おばあちゃんや娘さんがみんなに向かって一生懸命お礼を言ってくれていました。みんなから離れて立っていた僕を見ておばっちゃんが「ありがとうねぇ」って涙をためながら言ってくれた。ほんと嬉しかった(泣)。
泥だしは大変だけどほんと頑張り甲斐のある活動だなぁと思いました。

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二日目僕はみんなとは分かれ、牡鹿半島の総合支所に「難所の人をマイクロバスで温泉に連れていく計画」の打ち合わせをしに行ってきました。
そこでは次長兼地域復興課長のOさんと牡鹿地区のボランティア活動をまとめているEさんとお話をすることになりました。僕の思っている温泉ツアーはただお風呂に入ってもらうのが目的ではなしに、瓦礫に囲まれた避難所でストレスを溜めながら生活している人達を少しでも気晴らしができるような環境に連れて行ってあげたい。そういういう思いを伝えました。するとふたりともすごく賛同してくれました。やはり今は心のケアも必要な時期なのだという。
ということで温泉ツアーは牡鹿支所も協力してくれることになりました。
他にも牡鹿地区で必要としていることはなになのかと聞いてみると、ボランティアによる避難所の物資の仕分け作業や瓦礫処理なども手が全く足りていないという。漁師達は、自分の家のことをほたったらかしで港の処理を行っているので家の家具出しなどは全く手をつけられていない状態みたいです。

前回立ち寄った20件(19件は間違いでした)の個人宅を避難所にしている小渕地区の拠点のコンビニに今回も寄ることにしました。この小渕地区は牡鹿半島の中でもライフラインの復活が遅く、ガス、水道はもちろんのこと電気もまだ通っていないところも多く、避難者は20件もの個人宅に分かれて暮らしているので支援もされにくく色々と苦労している地域です。
物資倉庫から900グラムの小豆8袋と餅と砂糖をセットにしてここに持ってきました。近くにいたおばちゃんに「ぜんざいとか食べないですか?」というと凄く喜んでくれました。でもここでは20個のカゴに均等に分けなくてはいけないので、少し困っていました。「あーここでは、20件に分けれるように仕分けした物資を持って来ないと駄目なんだ……」ここに二回も来ているのにそれに気づかなかった僕は馬鹿だなぁ……と反省しました。


小渕地区行政区長のIさんは、今日も忙しくしていました。このIさんは60~70歳くらいのおじいさんなのだが、この400人近く避難している小渕地区をまとめている代表です。このIさんという人はほんと素晴らしい方です。
津波が起こった後すぐに各民家の安否情報を確認し、揃っていない家族をIさん自ら探しにいったり、なんとか住めそうな20件の民家や納屋に流されたお家の人達を集めて住ませてあげ、各家庭に残っているありったけの食材を集めて平等にみんなに食べさせてあげるための指揮をとったりしていました。
しかし、食料はすぐに無くなってしまいこれからどうしようか途方にくれているところに、もとこの地域で漁師をしていた方がマグロ漁船仲間を引き連れて大量の物資を運んでくれたようです。
それがなければほんとうに危なかったらしいです。
マグロ漁船の話をしている時のIさんは目をうるうるさせていました。

このコンビニは時間がくると物資が届けられる場所だけど、それ以外の時間は住民さんのおしゃべりの場になっています。
ひとりのおじさんが、Iさんがいつも座っている机の上に、外から見つけてきたチューリップの花を水の入ったペットボトルに刺してポンと置きました。すると別のおじさんがIさんに向かって「そんなおやじの顔を見たら綺麗な花も枯れてしまうわ!!」と冗談を言ったりします。
でもそんな明るい住民さん達のことをIさんはほほえましく見ているのです。
Iさんが、「物資が入って来たぞ!!」と言うと、みんなはさっと動きました。みんなの仕分け作業の手際の良さを見るとさすが漁師って感じがしました。

この地域の人達はIさんのことを凄く信頼しているのが伝わってきます。

そんなIさんは、僕が温泉ツアーのことを話すと「やってくれるなら是非お願いします。告知とかはこちらでできますので……」と言ってくれました。
炊き出しについても「このコンビニに人が集まるならお祭りの出店みたいな感じで夕方に炊き出しを行いみんなでわいわい楽しめるような場所にできないですか?」と僕がいうと、
Iさんは、またまたにこやかな笑顔をしながら「いいですよ、いつでも声をかけて集めますよ」って簡単に言ってくれるんです。

でもボランティアは自分のやりたいことをするだけではただの自己満足になってしまいます。
特に新しいことをする時には慎重に動かないと誰かに負担がかかってしまうこともあると思うんです。だけどIさんは、僕に「そういうことはどんどんやってみなよ!! 負担がかかることは私がやってあげるから……」って感じで僕に色々経験させてくれようとしてくれているようにも感じました。

そんなIさんの「みんなの気が少しでも晴れたら……」って言葉が僕の心に響きました。いつも住民のみんなのことを考えているこのIさんをこれから僕は支えてあげたいなぁと思いました。

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コメント
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いいと思う。
2011/05/13 15:12  | URL | youko #-[ 編集] |  ▲ top


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